こんにちは、川西 日生中央駅から徒歩15分 北摂里山街道沿いマンツーマン形式「髪質改善専門」プライベートサロンiluminar「イルミナル」の海口です。
Badensのシャンプーがすごい。
という結論に向かって話を進めて行きたいと思います。
理屈っぽい話が嫌いな方はこれだけ読んでいただければ大丈夫です。
結論
バーデンスのシャンプーはシャンプー界に激震が走るほどめっちゃいいシャンプーです。
さてバーデンスシャンプーのオススメポイントとは、その圧倒的な低刺激性にあります。
えっ?そもそもシャンプーって刺激があるの?
と思ったあなた!
要注意です!!
ほとんどのシャンプーが髪にも頭皮にも刺激が強いんです。
刺激の強いシャンプーを使い続けていると乾燥やフケ、かゆみ、薄毛など様々な頭皮トラブルの原因になりかねません。
意外とシンプル?シャンプーは3つの要素でできている?
シャンプーの成分表を見てみると
わけのわからない成分がたくさんかいていますよね。
難しいからといって拒絶反応を示さないでください。
なぜならあれが答えだからです。
耳障りのよいキャッチコピーにだまされちゃダメですよ!
良いシャンプーかそうでないかは成分表を見ればわかります。
さて、シャンプーに含まれる成分は大きくわけると3つに分類できます。
1、水(60%)
2、界面活性剤(30%)→汚れを落とす役割
3、その他(10%)→2を補助する成分や防腐剤、髪に良さそうな成分アレコレ
ほとんどのシャンプーが3をピックアップして宣伝しています。
何となく髪に良さそうな雰囲気の「◯◯エキス配合!!」っていわれたら買っちゃいますよね。
0.1%でも配合されてたら成分表に記載しなければならないルールがあります。
でもホントに重要なのは2の界面活性剤です
成分表では水の次に記載されています。
この界面活性剤の良し悪しでシャンプーの質が決まると言っても過言ではないでしょう。
ということはこの界面活性剤を正しく理解するとこがシャンプー選びのポイントになってきますね。
○界面活性剤の4つのパターンと性質
「界面活性剤」でシャンプーの質が決まる!?界面活性剤4つの種類とその性質
シャンプーに含まれる成分で最も重要なのは界面活性剤です。
そもそも界面活性剤とは水と油のような相反する性質をもつ液体の界面が互いに反発して分離するのを防ぎ両者をつなぎとめる役割を果たす物質です。シャンプーはもちろん、台所洗剤や衣料用洗剤にも使用されていて油を浮かせて洗い流す洗浄剤の役割があります。
シャンプーに使用されている界面活性剤にはたくさんの種類がありますが大きく4種類に分けることができます。
1、硫酸系(ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na)
2、石鹸系(ラウリン酸Na、脂肪酸Na)
3、アミノ酸系(グルタン酸、アラニン、グリシン、サルコシンなど)
4、お酢系(ラウレス3酢酸アミノ酸)
それぞれの特徴は以下の通り
1、硫酸系
市販のシャンプーの大部分がこれ。比較的安価なものが多い。泡立ちが良く洗浄力は高いが髪やお肌への刺激はもっとも強い。
2、石鹸系
自然志向の方からの支持は高く、頭皮に優しい。ただアルカリ性で石鹸カスが付着するので髪がギッシギシになります。
3、アミノ酸系
比較的新しく、ネーミングのイメージからか肌に優しい低刺激シャンプーといわれ美容室などのサロンで販売されてきましたが、近年の研究で刺激が強く頭皮やお肌への残留性が高いとわかりました。皮膚に含まれるアミノ酸と同じアミノ酸を使用しているために、肌や頭皮に吸着しやすく炎症やかゆみを引き起こすことがあるそうです。(これは僕もかなり衝撃でした。)
4、お酢系
低刺激で特許を取得できるくらいお肌のバリア機能を壊さずに優しく洗い上げることができます。洗い流すものでは通常実施しない24時間パッチテストを洗い流さない化粧品よりも厳しい条件で実施。仮に24時間シャンプーをつけっぱなしにしても皮膚刺激が少ないと判定されています。(いや!誰がシャンプーを流し忘れるんだ!と、ツッコミたくなりますが)一般のシャンプーでは計測不能となるため実施されることはありません。
2016年にアメリカ油科学会にて論文を提出済み。まさに世界が認める低刺激シャンプーです。このように、界面活性剤の種類によってシャンプーの性質は大きく変わります。
では具体的に
刺激の強いシャンプーを使い続けるとどんなリスクがあるのか?
肌バリアを壊さないシャンプーにはどんなメリットがあるのか?
◯1番怖いのは肌の細胞を破壊することによるバリア機能の低下◯
皮膚には4つの役割があります。
1、外界からの刺激を防ぐ働き
内臓を守るために外からの水、微生物、化学物質などの刺激や細菌の侵入を防ぎ、紫外線からも守る役割がある。
2、体温を一定に保つ働き
皮膚には熱を通しにくい性質があり、暑さや寒さから身を守る。
3、感覚作用としての働き
いろいろな神経が通っていて、硬い柔らかい、尖っている、熱い、冷たいなど身体に影響や危険を及ぼすものの感覚器としての役割。
4、分泌作用としての働き
皮膚は皮脂や汗を分泌します。
汗は体温調節。
皮脂は肌が乾燥したときに水分が蒸発しないようにする役割があります。
このように皮膚は体を安定した状態に保つための「防御機能」を果たしています。
さて、この大切な肌のバリアを破壊するのが刺激の強い界面活性剤です。
このバリア機能が壊されてしまうと、まず肌の水分が蒸発しやすい状態になります。
そして外界からの微生物やアレルゲンが体に入りやすくなるのです。
このように肌のバリア機能が低下すると肌の炎症、シミ、シワ、アレルギー反応などさまざまな悪影響がでやすくなるのです!
さらに、刺激の強い界面活性剤はタンパク質を変性させる性質があります。
これは髪に負担をあたえます。
進行すると、キューティクルがめくれたり、髪の中のタンパク質が切れたりするため油分が外に流れでて、髪に潤いがなくなる、バサつく、ゴワゴワする。さらに進行すると髪が染まりにくくなったり脱毛しやすくなるなどの問題が起こります。
よくパーマやカラーで髪が傷むといいますが、それよりも大きな原因は硫酸系のシャンプーで傷んだ髪にパーマやカラー剤を重ねるから髪が傷んだように見えるのです。
これだけ語ると、界面活性剤の違いでシャンプーを選ぶ理由が少なからずあることはわかってもらえたでしょうか?
1番のポイントは、低刺激洗浄剤で髪にタンパク変性をおこさない。肌バリアをこわさないということなのです。